ヒップホップレビューブログ

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R.I.P by Jin dogg[感想・レビュー]

今回はJin dogg氏の3rd High "起死回生"からR.I.Pです。

 

前の曲である、Tom Cruiseや45などの激しい曲から、この曲の初っ端、悲壮感漂うボイスサンプルと、少しよれているピアノで一気にSADな世界へと引きずり込まれまれます。

 

そしてそこからJin dogg氏的な「殺すっていうならいますぐここで、さっさと殺せいいかげんに」「このまま死んでもなんでもいい」というリリックは危うさがあって魅力的です。上のリリックのような死を感じるリリックがありながらも、「生きてる理由がわからなくても、死ぬまで諦められない」という希望を感じるリリックもあります。そのことですいかに塩のように、より強く希望を強く感じました。

このむきだしのラップが終わって、余韻にひたっているところに、もの悲しさをまとったコーラスになる。目をつむって重く首を振ると非常に心地よいです。

 

この曲の1分43秒という短い時間で、心の奥底をぐっと掴まれまれました。

そして、この曲のあとはPsycho pt.2、One Love"32"へと続いていきます。

 

この曲は曲自体も非常にかっこ良い上に、アルバムの流れとしても重要な役割を担っています。

ぜひお聴きください。

以下リンク

album.link