R.I.P by Jin dogg[感想・レビュー]
今回はJin dogg氏の3rd High "起死回生"からR.I.Pです。
前の曲である、Tom Cruiseや45などの激しい曲から、この曲の初っ端、悲壮感漂うボイスサンプルと、少しよれているピアノで一気にSADな世界へと引きずり込まれまれます。
そしてそこからJin dogg氏的な「殺すっていうならいますぐここで、さっさと殺せいいかげんに」「このまま死んでもなんでもいい」というリリックは危うさがあって魅力的です。上のリリックのような死を感じるリリックがありながらも、「生きてる理由がわからなくても、死ぬまで諦められない」という希望を感じるリリックもあります。そのことですいかに塩のように、より強く希望を強く感じました。
このむきだしのラップが終わって、余韻にひたっているところに、もの悲しさをまとったコーラスになる。目をつむって重く首を振ると非常に心地よいです。
この曲の1分43秒という短い時間で、心の奥底をぐっと掴まれまれました。
そして、この曲のあとはPsycho pt.2、One Love"32"へと続いていきます。
この曲は曲自体も非常にかっこ良い上に、アルバムの流れとしても重要な役割を担っています。
ぜひお聴きください。
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Madras Nights[感想・レビュー]
2021年4月28日に発売されたTHA GREAT ESCAPEからMadras Nightsです。
このアルバム自体、ゆるふわ&SALU&NORIKIYO&estra&KOYANMUSICでえげつないメンツなのですが、Madras NightsはSALU氏が抜けて、そこにNorikiyo氏が連れてきたレアポケモンbron-k氏が参加しています。
曲の最初はRyugo Ishida氏が始まりに高いバイブスでかけぬけていきます。上のメンツがバカ騒ぎしている様子が描写されていて、気分があがります。
次のNENE氏の「手短にクリアするこの時代、ここがクソパンデミックしょうもない」というリリックはめちゃくちゃ痛快で、気持ちいいです。
あまりゆるふわギャングを聞いたことがなかったのですが、二人ともスキルあって、リリックもハードなので惹かれました。
この二人が終わった後にくるbron-k氏は、詩的な渋さとジャンキー感が融合しているbron-k節が最高です。「SEXと微糖がポイズン」なんてラインはどうやったら思いつくのかわかりません。
ラストのNorikiyo氏。しょっぱな、NENE氏の「One、くそな男たち」というフックのラインをとって、「One、くそな男たち Two、俺はむしろそれの代表」・・・ほんとこのポジティブな卑下いいですね。
そして、「あいつがどうとか、うわさの子でもなんでもいい」から始まるところのデリバリーはエゲツなさすぎますね。多分、下手なラッパーが真似したら気持ち悪くなってしまうところをかっこよく調整してるのはラッパーとして地肩が強いからだと思います。
全体的に宇宙のSF感もありながら、それぞれのラッパーのリアルも見えていて、二面性が楽しい曲、アルバムでした。
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ヒップホップレビューブログ
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